前回、株式会社日建さんを紹介しましたが、他にも個人的に気になっている会社を数社。
まずは、石坂産業株式会社さん。
http://ishizaka-group.co.jp/
埼玉県に本社を置く産業廃棄物のリサイクル業者です。かつて地域の嫌われ者だった会社だそうですが、「ごみにしない技術を追求し、産業廃棄物を資源化する」「日本をよりよい循環社会に変えていく」とのビジョンを掲げ、変わりました。
同社は「ごみにしない技術」を追求し、その行動も一貫しています。地域のコミュニティクラブを自ら運営し、地域のために交流プラザまでオープンさせ、地域との関係構築のために徹底的に努力しています。
次は、伊那食品工業株式会社さん。
http://www.kantenpp.co.jp/corpinfo/index2.html
長野県に本社を置くこちらの会社は「年輪経営」を掲げられており、ご存知な方もいらっしゃるかと思います。同社は敢えて成長の数値目標を置いていません。目標はズバリ、「いい会社」になること。そのために地域との交流も積極的にはかっています。同社の経営姿勢は、HPの経営理念のページに掲げている二宮尊徳翁の言葉に良く表れています。
「遠きをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す」
「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」
最後は、株式会社松永牧場さん。
http://www.matunaga-gyu.com/
島根県にあるこちらの牧場は「子どもに安心して食べさせられる牛肉を創る」というシンプルな理念のもとに、約7,000頭もの牛を飼育されています。実際に、内閣総理大臣賞をはじめ数々の賞を受賞されていることから品質は折り紙つき。地域とのコミュニケーションという点では、大人気イベントの牛肉祭を毎年運営されており、今年はなんと2,500人以上が来場されたそうです。
日建さんも含めたこれらの企業はいずれも「社会からどう見られたいか」、さらには「どんな社会を創りたいか」という視点を重視し、ある意味でとがった経営をされています。そして、その強烈な推進力となっているのが"経営者の想い"です。
スター精密さんや小湊鐵道さん等々、他にも注目している企業は多くあります。やはり日本の中小企業は素晴らしい!!でも、海外にも面白い企業はあります。次回は、個人的に注目している海外企業を少しだけ紹介します。
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