まず一つ目は、Whole Foods Market。アメリカのスーパーです。「地域社会と環境に注意を払い、」「ナチュラルでオーガニックな製品を販売することにこだわり、」「それで顧客に満足を提供し、」「健康を増進させる」ことを価値観(Core Values)としています。
私もホノルルに行った際に、ここで買物をしましたが、「買物って楽しい!」と心の底から思えました。とにかく、山のように置いてある商品も、陳列の仕方も、魅力的。買った魚介類なども、お店のなかで食べることができます。ここのコアなファンの方は、実に多いそうです。
そしてもう1社は、カナダの航空会社West Jetです。ここのmissionも実にシンプル。"To enrich the lives of everyone in WestJet's world"。要は、全ての人の人生を豊かにする、ということです。そのために、この会社は度々、信じられないような取組みをします。これこそまさに、クリスマスにこそ紹介すべき同社の取組みです。
https://www.youtube.com/watch?v=zIEIvi2MuEk |
彼らが何をやったのか?
① クリスマスのトロント空港とハミルトン空港。カルガリー行きの便の搭乗口近くに、サンタクロースとのネット会話ボックスを設置。便を待つ乗客は、端末に航空券をスキャンすることで、サンタと会話ができるようになっている。
② 「クリスマスに欲しい物は何?」と聞かれ、大人も子どももそれに楽しみながら答える。そのあと、便はカルガリーに向けて出発する。
③ 便が到着するまでの間に、カルガリーにいるウエストジェットのスタッフは大奔走。なんと、乗客の「欲しい物リスト」を全て買い揃えるために!
④ スタッフは、買い揃えたプレゼントをラッピングし、箱に一人ひとりの乗客の名前と「サンタより」の一言を書く。
⑤ カルガリーに到着後、乗客たちが手荷物を待っていると、プレゼントがコンベアベルトに載せて運ばれてくる。
是非、動画を一度観られてください。
会社としてこれをやれることに対し、「単純にすごい!」と思いました。きっと幼い子どもたちは、サンタクロースを信じたのではないでしょうか?
一過性ではなく、この会社、他にもこんなことを度々しているようです。こんな「夢」や「豊かさ」を与えるために、スタッフが全力で汗をかいてくれる会社だったら。そりゃファンになっちゃいますね。
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